汚部屋あるある!使う・大事・捨てないで!厄介な罪悪感とはこう向き合う。
実家の片付けを手伝ってきました。
噂の汚実家です。
27年間使っていた冷蔵庫を新調するにあたり、
搬入するにもスペースがないため、
助けてほしいと要請がありました。
実家はこんな調子なので、
冷蔵庫どころか、人間が通るにも、
体を横にしたり、何かしらの障害物を避けたりしながらでないと通れないし、
何かしらにぶつかったり落としたり踏んだりして、
ストレス!です。
最初は母と2人で行い、途中から私1人でしたが、
正直、1人の方がある意味楽です。
持ち主の意思を尊重したいので、
明らかにカビていたり腐っていたりするモノ以外は、
なるべく母に確認して作業しましたが、
これが本当にしんどいんです。
その、明らかにカビていたり腐っていたりするモノでも、
捨てようとしなかったりします。
嘘だと思いたい珍事件の連続。
記事にしようにもツッコミどころ満載すぎるし、
実家と言えど家族の住む家だから画像は載せにくいし、、
規制のある中でなんとかお伝えしていければと。。
今日は、片付けがはかどらない、
「恐怖のあるある発言」をまとめます。
汚実家あるある発言「使う!」
玄関から部屋に入るまでの廊下には、
右手側に木の棚があります。
カラーボックスとかのおしゃれなモノではなく、
昔っぽい古い木のモノ。
ここにはホコリまみれの靴箱や謎のモノがわんさか。
これらはまず捨てていいだろうと思いつつ、
汚実家住人はそうもいかないだろうと覚悟もしていたのですが、、
本当に恐怖です。
化粧品の試供品、
あらゆる種類のスプレー類、
何の部品なのか分からない金属類、
カビやシミのついたタオル、
カビや汚れだらけのダンボール、、、
一切取り出せない場所に、
下手したら20年以上放置されたままのそれらを、
「使う!」
と言い張るのです。
中でも衝撃だったのは、
ゴチャゴチャした諸々が放り込まれていたダンボール、です。
中身を取り出したら、カビやホコリ、虫の死骸、謎の白い液体が付いていて(歯磨き粉?)これは当然のように捨てようと思ったのですが、
「物を入れるのに便利だから!使う!」
と、取り上げられ、濡れ雑巾で拭きだしました。
繰り返しますが、金でも銀でも漆塗りでもなく陶器でもなく、
カビやホコリ、虫の死骸、謎の白い液体が付いた汚いダンボールです。
ガラクタに見えても使いたいモノがあるのも分かりますが、
これはさすがに。。
必死に説得して、捨てました。
う、眩暈が。。
汚実家あるある発言「大事!」
奥底から出てきた謎の赤い針金。
これも当然のように捨てようとしたら、
「大事!」
取り上げられました。
何かのコードなの?と聞いても、
何かのコードなの!大事!の返答です。
大事なモノの定義が謎すぎます。。
大事なモノの扱いが雑すぎます。。
大事なモノなら、
しまったままにしないし、
ホコリまみれにもしないし、
きちんと管理したらいいんです。
だいたい、何なのか分からないそれは、
おそらくもう日の目を見ることもないものです。
だって、何なのか分からないんですから、
必要になる日は一生やってきません。
本当に大事なモノは、使ってこそ生きます。
汚実家あるある発言「捨てないで!」
とにかく、「捨てないで!」を連呼します。
開かずの床に近いスペースにあった大量のタオルは、
それがなくても他の大量のタオル(これもかなり年季が入っている)で暮らしてこられたわけだし、
古いしてあるしカビや汚れもあるし、
これも当然のように捨てようとしたのですが、、
「捨てないで!」
取り上げられました。
キレイなタオルならまだしも、
カビや汚れの付いたタオルはいいだろうと捨てようとしましたが、
「雑巾代わりにするから!」
取り上げられました。
そもそもですが、
それらはすでに捨てられていたようなもの。
だって、使ってもないし、きっとこの先も使わないんですから。
しかも、カビや汚れがある時点で、
本来、お役目は終了しているし、
ありがとう、さようなら、でいいんです。
十分です。
ですが、まだ難しいのでしょう。
気持ちは痛いくらい分かるので、
まだ、母の気持ちが片付いてないんだから仕方ない、と、見守りました。
まとめ<厄介な罪悪感>
タオルの時なんかにも、
「捨てるのが罪悪感」と言われました。
それは私もたくさん感じてきたことだから分かりますが、
だからこそ厳しいことを言うと、
その罪悪感は、ただのエゴです。
その罪悪感をプラスに変える方法は、
捨てないこと、ではなく、
捨てなかったこと、使わなかったことを認め、反省し、同じことを繰り返さないように「未来」に生かすこと。
罪悪感を感じて、ただ捨てないことは、
過去に縛られ、自分の過ちを認めず、己を正当化することです。
罪悪感を感じること自体は自然なことと思いますので、
同じように罪悪感を感じるのであれば、
辛くてもそれを受け止めて、
「今」を生きることに繋げてほしいです。
私もそうやって、少しずつモノとお別れできるようになりました。
捨てられないモノ、
捨てることに罪悪感を感じるモノ、
捨てないのに使っていないモノ、
何かありますか?
汚部屋や汚実家に悩んでいるようあれば、
しっかり向き合ってみませんか?
「過去を認め、今を生きる。」
これは幸せな暮らしに繋がる、
とても大切なキーワードだと思っています。
では、今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございます。
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