まなきのなるようにするさ!

ミニマリストの途中。服飾専門学校卒でアパレル業界勤務経験アリ。洋服のお手入れ、お直し、心や部屋のお掃除の話など徒然。

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【お直し】姪のジャンパーの袖口リブが裂けて破れたから補修してみた

姪に「直してー」と頼まれたので、

ジャンパーの袖口のお直しをしました。

 

手縫いだけで地道に!

 

今日はそのお話を。

 

お直しで人気の記事はこちら

manaki.hatenablog.com

 

毛玉だらけのジャンパー、姪に心を動かされた

 

洋裁ができる人あるあるだと思うんですけど、

簡単にできると思われる上タダでやってくれるからという理由で、

なんでもかんでも気軽に押し付けられることが多々あります。

 

私はお直しで仕事をしたこともあるし、

それがすごく嫌なんですね、正直。

 

家族だからって全部はいはい受けるのはやめようと思っていて、

受けるかどうかは慎重になりました。

 

冷たいと思われてもいいんですが、

いやいやタダ働きさせるのが当たり前って思うような人とは関わりたくないので、いいって思うようになりました。。

 

そんな中、姪が突然持ってよこしたのが、今回のジャンパー。

 

全体的にすごくくたびれていたし、

袖口リブの毛玉がものすごい。

そしてそのリブが見事にパカーっと裂けていた。

 

こんな感じですよ。

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私は毛玉が天敵!嫌!なタイプで、

まずこのような状態で着ることはないし、

こんなになるまで着たなら、

もう充分たくさん着たんだから捨ててもいいんじゃない?

 

と、なだめようとしたんですが、

 

「これ、すごく気に入ってて自分の肌みたいなものなの!

 ないと困るの!!」

 

と言われまして。

 

お気に入りを直してでも着たいっていう気持ちは、

大切にしてあげたいなと思って。

 

心を動かされてしまったので、頑張って直しました。

 

ジャンパーの避けた袖口をこう縫う

 

まずは表にくる側の面は中表に合わせて、

もともと縫ってあった跡をたよりに返し縫いで縫います。

並縫いでもいいですが、避けたということは強度を増したいので。

地道に細かく。

 

ここは割と縫いやすいです。

 

できました。

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そして、袖を裏返します。

(裏面を縫うにはこの方が作業しやすい)

 

ここからちょっと縫いにくくなりますが、

避けた口が離れているとかがりにくいので、

ピン(マチ針)で少し留めます。

 

こんな感じ。

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普段ピンはこんな留め方をしませんが、

(ピン先を出しすぎると危ないしこう留める理由がない)

あくまで避けた口をくっつけておくのが目的なので、

この方がズレにくくてよかったです。

 

あとは、避けた口の端と端を地道に細かくかがっていく。

なるべく目立たないようにすくって、でもしっかり縫う。

 

修理完了です!

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表に返すとこうなります。

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ポイントがあるとすれば、

最初に表に見える側から縫う、ということくらいです。

 

この補修の縫い方だと、

裏側(肌に触れる側)は多少糸が見える可能性があります。

その点、表側は中表に合わせて裏面から縫っていますから、糸はほぼ見えません。

だから、こう縫いました。

 

姪、大喜びで最高の褒め言葉をくれる

 

「どこがやぶれてたか分からなくてビックリした!」

 

直し手冥利に尽きます。

よかったよかった。

これでもう少しの間、着られるね!

 

まとめ

 

最近は安価な洋服も増え、

長く着るというより、

ワンシーズン着て「使い捨て」の感覚が強い気がします。

 

私はどちらかというと、少し高価でも気に入れが買うし、

安くてもなるべく長く着たいなと思ってしまいます。

10年以上着ているなんて洋服も結構あります。

(服の寿命より「年齢」の壁が立ちはだかり始めましたが、、)

 

もちろん、みすぼらしくなったものを着続けたくはないと思いますが、

その基準って、結構人それぞれなのかもなぁと、

姪のジャンパーを直しながら思いました。

 

「こうなったら捨てるべき」

というのを押し付けるのはダメだなと少し反省もしました。

大切にしたい気持ち、尊重したいなって。

 

壊れたから新しいのを買って!とごねるより、

よほど可愛いなと思った、叔母馬鹿なまなきでした。

 

あ、せっかくだから毛玉は取ってから返してあげればよかったな。。

毛玉クリーナー愛用しているので。。

 

 

そして、先延ばしにしていた自分のゴム替えもしたのでした。

履けるようになって嬉しい!

(たいしたことではないですがもしかしたら記事にするかも、、)

 

では、今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございます。

 

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